金は小幅上昇 –

[Financial Express]ロイター通信によると、投資家らが今週後半にジャクソンホールで行われる連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の講演に備えて身構える中、ドル安と国債利回りの低下に支えられ、金価格は火曜日に小幅上昇した。

金現物は、米国東部時間午前9時38分(グリニッジ標準時13時38分)時点で0.2%上昇し、1オンスあたり3,335.24ドルとなった。12月限の米国金先物は0.1%上昇し、3,380.10ドルとなった。

ドル指数は他の通貨に対して0.1%下落し、指標となる10年債利回りも低下した。

キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は「一般的に、(トレーダーは)ジャクソンホール会合を前に先物市場でポジションを取っている。それまではかなり静かだろう」と語った。

連邦準備制度理事会は今週後半にワイオミング州ジャクソンホールで年次シンポジウムを開催する予定で、ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会議長は金曜日に経済見通しと中央銀行の政策枠組みについて講演する予定となっている。

ドナルド・トランプ米大統領は連邦準備制度理事会に対し、さらなる利下げを追求するよう引き続き求めている。

「私の感覚では、(パウエル議長は)もう少しハト派的な姿勢に傾くかもしれない。それは金と銀の価格にとって好ましいだろう」とワイコフ氏は述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-edges-up-1755617824/?date=20-08-2025