[Financial Express]サンパウロ、8月19日(ロイター):ブラジルの国営石油会社ペトロブラスは19日遅くの声明で、ライゼンとのエタノール生産やその燃料の配給への投資は計画していないと述べた。
ブラジルの日刊紙オ・グロボが週末にペトロブラスが砂糖・エタノール生産会社ライゼンへの投資機会を模索していると報じたことを受け、ライゼンの株価は同日早朝に急騰した。
月曜日の終値は1.15ブラジルレアルで、先週末の終値と比べて10.6%上昇した。
コサンとシェルの合弁会社であるライゼンは、純負債の増加により四半期損失を計上した後、先週株価が16%以上下落した。
世界最大の砂糖生産者であるライゼン社は、2025~2026年作物年度の第1四半期末時点で500億レアル(92億ドル)に迫る純負債の急増に苦しみ、苦境に立たされている。ライゼン社の幹部は木曜日、新たなパートナー候補からの資本注入と一部資産の売却が、同社の立て直しに繋がる可能性があると述べた。
コサンの最高経営責任者(CEO)マルセロ・マルティンス氏も金曜日、新たな戦略的パートナーを確保することがライゼンの資本構成を改善する可能性のある選択肢であると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/petrobras-has-no-planned-investments-in-ethanol-distribution-with-raizen-1755617794/?date=20-08-2025
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