[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は水曜日にわずかに上昇したものの、投資家らが追加利下げの手がかりを求めて、連邦準備制度理事会(FRB)の7月の会合の議事録と今週開催される中央銀行総裁らによるジャクソンホールシンポジウムに注目する中、3週間ぶりの安値近辺で推移した。
スポット金は、8月1日以来の最低水準に達した後、11時40分GMT時点で0.4%上昇し、1オンスあたり3,329.89ドルとなった。
米国の12月限金先物は0.4%上昇し、3,372.80ドルとなった。
米ドル指数は取引序盤に1週間超ぶりの高値に上昇した後は横ばいとなり、他の通貨保有者にとって金の価格が上昇した。
投資取引プラットフォーム、ネモ・マネーのチーフ市場アナリスト、ハン・タン氏は「FRBが利下げサイクルを再開するまで、スポット金は横ばい圏内で推移する可能性が高い。一方、ドルは月初から堅調に推移しており、上昇に乗り出すのも難しくなっている」と述べた。
同日遅くに発表される予定のFRBの7月会合の議事録は、中央銀行の経済見通しに関するさらなる知見を提供するものと期待されている。
「市場は前回のFOMCにおける反対意見に関する更なる手がかりを注視しているだろう。FOMC議事録で前回のFRB政策会合における反対意見が想定以上に大きかったことが示されれば、ジャクソンホール会合前に金価格が若干上昇する可能性もある」とタン氏は述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250821
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-hovers-near-3-week-lows-1755705400/?date=21-08-2025
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