国連の飢餓宣言を受けてハマスがガザ検問所の開放を要求

[Financial Express]パレスチナ自治区ガザ地区、8月22日(AFP):国連がガザの一部で飢きんを宣言したことを受け、ハマスは金曜日、ガザでの戦争の即時終結とイスラエルによる同地域への封鎖解除を求めた。

同団体はオンラインで発表した声明で、「国連と安全保障理事会が戦争を止めて包囲を解除するための即時行動」を求め、「食料、医薬品、水、燃料の緊急かつ継続的な流入を可能にするために制限なく」国境検問所を開くよう要求した。

同団体はさらに、国連の宣言はガザにおける「人道的大惨事」を確認するものであり、イスラエルが飢餓を「戦争の道具」として利用していると非難した。

「ハマス運動に携わる我々は、何カ月にもわたる警告と、組織的な包囲と飢餓の下で我々の人々が耐えてきた苦しみの後で、あまりにも遅すぎるが、この国連宣言の重要性を強調する」と同グループは述べた。

「国際社会とそのすべての機関は、人道に対する罪を止め、大量虐殺、飢餓、そして生活のあらゆる側面の組織的破壊に直面している200万人以上の人々を救う緊急の法的、道徳的責任を負っている。」

公式統計に基づくAFPの集計によると、戦争のきっかけとなったハマスによる2023年10月の攻撃で、主に民間人を中心に1,219人が死亡した。

国連が信頼できるとみなすハマス支配下のガザ地区保健省の数字によれば、イスラエルの攻撃により少なくとも6万2192人のパレスチナ人が死亡しており、その大半は民間人である。


Bangladesh News/Financial Express 20250823
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/hamas-demands-opening-of-gaza-crossings-after-un-famine-declaration-1755886397/?date=23-08-2025