イスラエルがガザ市郊外を攻撃

イスラエルがガザ市郊外を攻撃
[Financial Express]ガザ、8月24日(ロイター/AP/AFP):イスラエルの航空機と戦車が土曜日の夜から日曜日にかけてガザ市の東部と北部郊外を攻撃し、建物や家屋を破壊したと住民が語った。イスラエルの指導者らは、同市に対する計画された攻撃を続行すると誓った。

目撃者らは、ザイトゥーンとシェジャイアの地域で一晩中爆発音が鳴り響き、近くのサブラ地区では戦車が家屋や道路を砲撃し、北部の町ジャバリアでは数棟の建物が爆破されたと報告した。

イスラエル軍は日曜、武装勢力のトンネルを破壊し、同地域の支配を強化するため、同軍がここ数日ジャバリア地域での戦闘に戻ったと発表した。

同作戦は「戦闘を他の地域に拡大し、ハマスのテロリストがこれらの地域で再び活動することを阻止する」ことを可能にしたと付け加えた。

イスラエルは今月、ガザ市をハマスの最後の拠点と位置づけ、制圧する計画を承認した。計画開始までには数週間かかる見込みで、仲介役を務めるエジプトとカタールが両者間の停戦交渉再開を試みるための時間的余裕が生まれる。

イスラエルのカッツ国防相は日曜日、海外で懸念を招き、国内では反対意見が出ている攻撃を継続すると明言した。金曜日には、ハマスがイスラエルの条件で戦争を終結させ、依然として拘束している人質全員を解放しない限り、ガザ市は破壊されると発言した。

イスラエル軍が4人を殺害

援助を求める人が増える

病院や目撃者らによると、イスラエル軍は日曜、ガザ市南部の軍管轄区域を通過する際に援助を求める人4人を殺害した。この地域はパレスチナ人が食糧配給地点にたどり着くためによく利用している場所だ。

ガザ地区の一部が飢きんに陥り、イスラエル軍が同地区最大の都市を制圧するための攻撃計画を前にガザ北部での活動を強化する中、今回の死者により、食糧を求めて殺害されるパレスチナ人の犠牲者数は増加の一途をたどっている。

アルアウダ病院と目撃者2人がAP通信に語ったところによると、パレスチナ人4人は、イスラエルが支援するアメリカの請負業者であるガザ人道財団(GHF)がネツァリム回廊地域に運営する施設に向かう群衆に対し、軍が発砲した際に死亡した。目撃者によると、発砲は現場から数百メートル離れた場所で発生したという。

「銃撃は無差別だった」と、ブレイジ難民キャンプに住む2児の父親、モハメド・アベドさんは語り、多くの人が逃げた一方で、銃撃されて地面に倒れた人もいたと付け加えた。

群衆の中にいたもう一人の援助要請者、アベド・サイヤドさんとアイメド・サイヤドさんは、群衆の先頭近くの集団が配給所の開場予定時刻前にそこに向かって押し寄せてきたとき、軍が発砲したと語った。

エルドアン大統領の妻がメラニア夫人に電話

ガザの子供たちのために声を上げる

トルコのファーストレディは土曜日、米国のメラニア・トランプ大統領に書簡を送り、ウクライナの子どもたちに示したのと同じ関心をガザの子どもたちにも示すよう求めた。

エミネ・エルドアン大統領はドナルド・トランプ大統領の配偶者に対し、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相にガザの子どもたちに慈悲を示すよう手紙を書くよう求めた。

彼女は今月初めのアラスカサミットでロシアのプーチン大統領に提出した書簡の中で、子どもたちのためにウクライナで和平を実現するよう訴えた。

トルコのファーストレディは次のように書いた。「戦争で命を落とした648人のウクライナの子供たちに対してあなたが示した重要な配慮が、2年間で1万8000人の子供を含む6万2000人の罪のない民間人が残酷に殺されたガザにも向けられると信じています。」


Bangladesh News/Financial Express 20250825
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israel-pounds-gaza-city-suburbs-1756064240/?date=25-08-2025