トランプ大統領のFRB解任と関税脅迫を受けてアジア株が下落

[Financial Express]香港、8月26日(AFP): ドナルド・トランプ米大統領による、中央銀行高官の異例の解任やマイクロチップへの輸出規制導入の警告など、市場を揺るがす一連の発表を受け、アジア株は火曜日に下落した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が金曜日の演説で世界最大の経済大国である米国で今後利下げが行われる可能性を示唆して以来、トレーダーらは自信の波に乗っていた。

しかし、テクノロジーバブルへの懸念が高まる中、業界にとっての指標となるAIチップ大手エヌビディアの今週の業績報告に注目が集まり、ウォール街では月曜日に株価上昇の勢いが衰えたようだ。

アジア市場は火曜日、前日のニューヨークと欧州の下落に追随し、大部分が小幅な下落となった。

東京の主要株価指数は、最も顕著な下落を記録し、1%下落しました。香港、上海、ソウル、シドニーも下落しましたが、台北は小幅上昇しました。

欧州の早朝取引ではロンドン、パリ、フランクフルトが軒並み下落した。

投資家の懸念を呼んでいるのは、トランプ大統領が月曜日の夜、住宅ローン契約に関する虚偽の陳述の疑いを理由に、リサ・クック連邦準備理事会(FRB)理事を解任すると発表したことだ。

このニュースを受けてドルは下落したが、クック氏が職務継続を誓う声明を発表すると、ほぼ回復した。


Bangladesh News/Financial Express 20250827
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/asian-stocks-down-after-trump-fed-firing-tariff-threats-1756233256/?date=27-08-2025