[The Daily Star]バングラデシュは後発開発途上国(LDC)から発展途上国に移行したため、知的財産権遵守の免除がなくなるため、一部の特許医薬品の価格が10倍から30倍に上昇する可能性があると、著名な経済学者が昨日述べた。
さらに、多くの中小企業は卒業後に競争力を失い、閉鎖の危機に瀕する可能性があると、政策対話センター(CPD)の著名な研究員であるムスタフィズル・ラーマン教授は、バングラデシュが卒業の課題に対応できる能力に関する討論会で述べた。
バングラデシュ映画開発公社でこのイベントを主催したのは民主主義のための討論会(DFD)で、DFD会長のハッサン・アハメド・チョウドリー・キロン氏が議長を務めた。
バングラデシュは来年11月にLDC(後発開発途上国)からの卒業を予定している。しかし、企業は政府に対し、EU諸国などの主要市場における無税市場アクセスの喪失に伴う課題への備えを強化するため、卒業を最大6年延期する措置を講じるよう求めている。
ラーマン氏は、国は延期を申請する場合でも準備を整えておくべきだと述べた。
同氏は「我々は、競争力の強化、技術開発、生産性向上、貿易を円滑にするための全国的なワンストップ窓口システムの確立、卒業後の課題に対応するリードタイムの短縮に注力する必要がある」と述べた。
彼は投資を増やすことが極めて重要だと付け加えた。
「投資家は安定した政府の保証を求めている。したがって、予定通りに実施される良い選挙は、国に安定を取り戻すだろう」と彼は述べた。
ラーマン氏はさらに、医薬品有効成分(API)パークにおける医薬品原料の生産は、地元の製薬会社が卒業後の課題を乗り越えるために不可欠であると強調した。しかし、2012年に着工されたこのパークの進捗は非常に停滞している。
彼はまた、金融セクターの規律回復の必要性を強調した。債務不履行の実際の額は50兆タカだが、前政権は122兆タカと報告していたと彼は述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20250831
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/patented-drug-prices-may-soar-after-ldc-graduation-3974286
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