[The Daily Star]バングラデシュ銀行(BB)は昨日、現地通貨タカに対する米ドルの下落を抑制する継続戦略の一環として、複数回のオークションを通じて商業銀行5行から1億3,400万ドルを購入した。
この最新の動きは、BBが今年7月13日から8月末までに商業銀行から9億4800万ドルを購入した後に起こったもので、タカの急激な下落を抑制し、政府機関の輸入代金支払いを支援するためにドルを売却するというこれまでの方針を転換したものである。
昨日の購入により、BBが銀行から購入した米ドルは7月以来10億ドルを超え、安定した流入と輸入需要の低迷の中でドルの価値維持に貢献している。
BBによれば、こうした買い入れに加え、輸出や送金の増加により、同国の外貨準備高も増加し、今年8月28日時点では261億9000万ドルとなり、1年前の205億9000万ドルから増加した。
過去3年間、2024~25年度までにBBは外貨準備高から250億ドル以上を売却し、主に燃料、肥料、食料の輸入代金を賄った。
昨年8月の大規模蜂起でアワミ連盟主導の政府が崩壊した後、中央銀行は外貨準備高の低さを理由に政府輸入に対するドル支援を停止した。
昨日、中央銀行はドル買い入れの基準レートを121.75タカに設定した。
銀行間取引では、米ドルは121.66タカから121.78タカの範囲のレートで取引され、加重平均は121.72タカだった。
Bangladesh News/The Daily Star 20250905
https://www.thedailystar.net/business/news/bb-buys-additional-134m-banks-3978951
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