[Financial Express]米国の制裁を受けているロシアは、政府間(G2G)協定に基づき、50万トンの製粉用小麦をバングラデシュに輸出したいと考えていると関係者が明らかにした。
ロシア連邦農業省傘下の100%国営組織であるプロディントルグは、この点に関して数か月前に提案書を提出した。
外務省は最近この提案を食糧省に提出した。
プロディントルグ社は提案書の中で、バングラデシュへの小麦供給において長年の経験があると述べている。
「ロシア産製粉用小麦最大50万トンの新たな配送を実施する用意があることを表明したい。」
交渉中に取引の詳細について話し合うことを提案した。
2023年6月、バングラデシュ駐在ロシア大使館は、競争力のある価格でレンズ豆、ヒマワリ油、エンドウ豆、ひよこ豆をG2Gで供給することで協力を拡大することに関心を示した。
プロディントルグは2013年以来、バングラデシュ唯一の農産物と肥料のG2G供給業者であり、提携開始以来130万トン以上のカリ肥料と150万トンの製粉用小麦を供給してきたことを誇っている。
匿名を希望するバングラデシュ当局者は、西側諸国の制裁とは別に、ダッカとモスクワ間の直接の銀行取引がないことが、提案されている協定の実施に課題をもたらす可能性があると述べた。
食糧省はこの提案についてまだ決定を下していない。
一方、バングラデシュは最近、より公平な関税率を確保するため、今後5年以内に70万トンの小麦を輸入する協定を米国と締結した。
この量のうち、初年度にバングラデシュは22万トンの小麦を輸入する予定だ。
米政権はこれに先立ち、バングラデシュに対して35%の相互関税を課していた。
しかし最近、関税は20%に引き下げられた。
バングラデシュはこれまで、小麦、ヒマワリ油、肥料など重要な食糧輸入をロシアとウクライナに依存していた。
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Bangladesh News/Financial Express 20250906
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/russia-wants-to-export-milling-wheat-to-bd-under-g2g-1757096692/?date=06-09-2025
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