[Financial Express]共同調査によると、同国の非公式部門には約450の職業が存在し、労働者の大半は小売・販売部門に集中しており、続いて農業・畜産、食品・飲料、運輸・工芸の従事者が多いことがわかった。
「バングラデシュの非公式部門労働者のマッピング:課題、機会、政策的影響」と題されたこの調査では、同国全土の非公式部門労働者約768人を対象に調査が行われた。
カルモジビ・ナリとフィナンシャルエクスプレスSバングラデシュが共同で実施した調査では、回答者の約69パーセントが25歳から44歳であった。
調査によると、国内の非公式労働者の大多数、73.3%は自営業または小規模事業を営んでおり、21.7%は契約ベースで雇用されており、少数は正規労働者または家族ベースの労働者であった。
アドゥナ・バングラデシュ・リミテッドの主任研究員ハフィザ・ベグム氏は、月曜日に市内で行われたプログラムで研究結果を発表した。
調査では、主な課題として「収入の保証がない、健康リスクがある、危険な労働条件がある、社会保障を受けられない」ことを挙げ、労働力全体の約85%を占める非公式労働者が法的承認を奪われ、搾取や軽蔑、嫌がらせに直面していることを明らかにした。
研究報告書によると、季節労働と日給の変動は、特に農業と露店販売部門の収入に影響を及ぼしており、正式な金融サービスへのアクセスは限られている一方で、非公式な融資とコミュニティ貯蓄への依存が依然として一般的な問題となっていると付け加えた。
このプログラムで講演したBILS事務局長サイード・スルタン・ウディン・アハメド氏は、非公式部門の労働者の社会的保護を確保するため、彼らのデータベースを開発する必要性を強調した。
彼は、非公式部門における企業と雇用の公式化は同時に行われるべきだと指摘した。
さらに、企業レベルでの正式化は問題を引き起こすだろうとも述べた。
彼は、非公式部門のリスクを特定し、国民の基本的権利を保障する必要性を強調し、また、彼らの要求が個々の候補者の選挙マニフェストに反映されるよう声を上げるよう呼びかけた。
労働改革委員会の委員長であったアハメド氏は、労働者が苦情を申し立てることができる「苦情処理メカニズム」の開発も提案した。
バングラデシュ労働組合のサイフザマン・バドシャ会長は、全労働者に国の最低賃金を保障し、また全非公式労働者(約7,300万人)を労働法の対象とするよう要求した。
プログラムの講演者らはまた、非公式部門の労働者の適切な定義、その法的承認、ILO条約177、188、189、190の批准、および関連するILO勧告の実施を要求した。
この機会に、フィナンシャルエクスプレスSバングラデシュ駐在代表フェリックス・ゲルデス氏、女性問題部長、カルモジビ・ナリ副事務局長スンジダ・スルタナ氏、副会長ウム・ハッサン・ジョルモル氏などがスピーチを行った。
Munni_fe@yahoo.com
Bangladesh News/Financial Express 20250910
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/about-450-occupations-exist-in-countrys-informal-sector-1757434086/?date=10-09-2025
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