[The Daily Star]ダッカを訪問中の米国貿易代表団は、政府に対し、米国市場へのバングラデシュ輸出品への報復関税のさらなる削減に役立てるため、労働法改革を加速し貿易赤字を縮小するよう求めた。
代表団は昨日、ダッカの米国大使公邸でバングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)の指導者らと会談中にこの呼びかけを行った。
米国の南アジア・中央アジア担当通商代表部次官ブレンダン・リンチ氏が3人からなるチームを率いた。
BGMEAの指導者らは、バングラデシュの民間部門の雇用の最大の源泉であるアメリカ市場への衣料品輸出の安定的な流れを維持するため、米国側に対し、さらなる関税引き下げを検討するよう求めた。
BGMEA会長のマフムード・ハサン・カーン氏は、米国からの綿花輸入はすでに始まっており、小麦、液化天然ガス(LNG)、その他の品目のさらなる輸入プロセスが進行中であると述べた。
これらの輸入は貿易赤字の縮小に役立つだろうと彼は述べた。
「米国に輸出される製品の総価値の少なくとも20%がその製品の生産に使用されている場合、その20%に対して相殺関税は適用されないことがわかった」とBGMEA会長は述べた。
そのため、米国代表団にこの点を明確にするよう要請しました。彼らはこの問題に取り組んでいるとのことで、近いうちにご連絡いたします。
労働法改革について、カーン氏は三者協議を通じて124の改正案のうち122について合意が得られており、残りの問題もさらなる対話を通じて解決される見込みだと述べた。
同氏は、国際労働機関(ILO)条約を支持することに異論はないとも付け加えた。
バングラデシュは毎年米国に80億ドル以上の商品を輸出し、約20億ドルを輸入しており、60億ドルの貿易赤字が生じている。
米国は同国最大の輸出先であり、衣料品は米国市場への出荷の90%以上を占めている。
バングラデシュはまた、中国とベトナムに次ぐ米国向け第3位の衣料品輸出国であり、810億ドルの米国衣料品輸入の9.3%のシェアを占めている。
Bangladesh News/The Daily Star 20250916
https://www.thedailystar.net/business/news/speed-labour-law-reforms-further-tariff-cuts-3986881
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