[The Daily Star]国民市民党(NCP)のナヒド・イスラム議長は昨日、昨年7月の蜂起中に犯された人道に対する罪に対する進行中の裁判が、来たる総選挙後も中断されないことへの希望を表明した。
「選挙後も裁判手続きが妨げられないよう、我々は政府に対し、法廷と他の裁判所が係争中の事件の審理を継続することを保証するロードマップを作成するよう要求した。また、この約束が全ての政党の選挙マニフェストに盛り込まれることを期待する」と、彼は第一国際刑事裁判所で記者団に述べた。
NCP党首は質問に答えて、「暫定政権が発足した後、我々が最初に要求したのは、この裁判手続きが適切に行われることだった」と述べた。
「シェイク・ハシナ氏の事件において、私は最後の証人となるかもしれません。私の証言の後、この裁判は弁論へと移ります。しかし、これは唯一の事件ではありません。他にも、全国各地で発生した大量殺戮、拷問、強制失踪、逮捕に関わる多くの事件があります。これらの裁判は長期にわたって続くでしょう。だからこそ、私たちは明確なロードマップを求めてきたのです。」
彼は、ハシナ首相とその側近2名に対する人道に対する罪の裁判で証言するためにICTに来た。しかし、検察は、アマル・デシュ紙編集長マフムドゥル・ラーマン氏に対する反対尋問がまだ続いているため、彼の証言は延期されたと述べた。
ナヒド氏は、法廷の進展について、「裁判は継続中で、判決に向けて進んでいる。しかし、他の事件の審理にも十分な配慮が必要だ。選挙前に政府は全ての政党と調整し、包括的なロードマップを発表すべきだ」と述べた。
NCP党首はハシナ氏の送還要求を改めて強調した。「政府は外交的・政治的努力を通じて国際世論を醸成し、ハシナ氏を送還するための措置を講じなければなりません。判決が下れば、他に選択肢はありません。その段階では、ハシナ氏への処罰を確実にすることは、いかなる政府にとっても道義的かつ法的義務となるでしょう。」
Bangladesh News/The Daily Star 20250917
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/politics/news/trials-must-not-halt-after-polls-3987326
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