[Financial Express]ロンドン、9月17日(ロイター):原油価格は、前日に1%以上上昇した後、水曜日は下落した。ただし、地政学的な不安が市場の底値となり、トレーダーらは同日遅くに予定されている米連邦準備理事会(FRB)による利下げに注目している。
午後10時42分時点で、ブレント原油先物は62セント(0.9%)安の1バレル67.85ドル、米ウエスト・テキサス・インターミディエイト原油先物は63セント(約1%)安の1バレル63.89ドルとなっている。
ウクライナの攻撃によりロシアの供給が阻害されるかもしれないとの懸念から、指標銘柄は前回の取引で1%以上上昇して取引を終えた。
ロイター通信は火曜日、業界筋3人が、ロシアの石油パイプライン独占企業トランスネフチが、ウクライナの重要な輸出港と製油所に対するドローン攻撃を受けて、生産者に対し、生産量を削減せざるを得なくなる可能性があると警告したと報じた。
PVMオイル・アソシエイツのアナリスト、ジョン・エバンズ氏は「(ロシアのエネルギーインフラへの)ドローンによる被害が短期間で終われば、1バレル5ドルといった最近のレンジが再開されるだろう」と述べた。
「制裁の行き詰まりとOPECからの原油追加供給を考えると、冬が近づくにつれて留出油の在庫が不足することだけが原油価格上昇の唯一の希望となっている。」
クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は水曜日、ロシアのエネルギーと商品を段階的に廃止するという欧州連合の計画はロシアに影響を及ぼさないと述べた。
すでに制裁が実施されているにもかかわらず、EUは依然として液化天然ガスから濃縮ウランに至るまで数十億ユーロ相当のロシアのエネルギーと商品を輸入している。ただしロシアの石油とガスの輸入は急減している。
Bangladesh News/Financial Express 20250918
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-retreats-but-geopolitical-jitters-limit-declines-1758121006/?date=18-09-2025
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