イランはいかなる制裁の再導入も乗り越えられる:大統領

[Financial Express]テヘラン、9月20日(ロイター):イランのマソウド・ペゼシキアン大統領は20日、国連安全保障理事会が対イラン制裁の永久解除を見送ったことを受け、いわゆる「スナップバック」プロセスを通じて制裁の再発動を克服すると誓った。

「彼らは『スナップバック』によって道を塞いでいるが、道を切り開いたり築いたりするのは頭脳と思考だ」とペゼシュキアン氏は国営テレビで語った。

「彼らは我々を止めることはできない。ナタンズやフォルドゥ(6月に米国とイスラエルが攻撃した核施設)を攻撃することはできる。しかし、ナタンズを建設し、再建するのは人間だということを彼らは知らない」とペゼシュキアン氏は語った。

安全保障理事会の今回の動きは、イランが核兵器開発を阻止することを目指した世界各国との2015年の合意を順守していないと非難し、英国、フランス、ドイツが先月、制裁を再発動するための30日間の手続きを開始したことを受けて、金曜日に行われた。

イランはそのような意図はないと否定している。

国営メディアはペゼシュキアン氏の発言を引用し、「我々は状況を変える力を持っているため、過度な要求に直面しても決して屈することはない」と述べた。

「スナップバック」プロセスでは、イランと欧州主要国の間で約1週間以内に延期に関する合意に達しない限り、イランに対する国連制裁が再び課されることになる。


Bangladesh News/Financial Express 20250921
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-can-overcome-any-return-of-sanctions-president-1758390785/?date=21-09-2025