7月の蜂起:ハシナ首相の声が「撃て」命令の音声と一致する

7月の蜂起:ハシナ首相の声が「撃て」命令の音声と一致する
[The Daily Star]国際刑事裁判所第2法廷は昨日、7月の蜂起中に録音されたとされる、退位した首相シェイク・ハシナ氏と当時のダッカ南部市長シェイク・ファズル・ヌール・タポシュ氏との間の音声会話を聞いた。

会話の中で、ハシナ首相はタポシュ氏に対し、運動を鎮圧するために殺傷兵器の使用、ヘリコプターの配備、抗議者への直接発砲を命令したと話している様子が伺える。

アブ・サイード殺人事件で証言したルクヌザマン警部(CIDデジタル鑑識ラボの職員でもある)は、録音の鑑識検査を実施したと法廷に証言した。

「テストでは、女性の声は元首相シェイク・ハシナ氏と一致し、男性の声は当時ダッカ南部市長だったシェイク・ファズル・ヌール・タポシュ氏と一致した」とルクヌザマン氏は述べた。

ハシナ氏はこの事件の容疑者ではない。

夕方に連絡を取った国選弁護人のアミール・ホセイン弁護士は、録音についてコメントを拒否した。

デイリー・スター紙は会話の全録音を保有しており、今年7月には録音を検証するために独自の調査(見出し:「直接撃て」:ハシナ首相の命令と致命的な余波)を行った。

調査中、音声は技術分析のためテクノロジー系非営利団体のテック・グローバル・インスティテュート(TGI)に提供され、通話録音が本物であることが判明した。

本紙が入手した文書によると、この通話は2024年7月18日の夜に行われ、受信者の電話番号は首相官邸に登録されていた。ハシナ首相は少なくとも2019年から、外遊時を含めこの番号を使用していた。

電話をかけてきたタポシュの電話番号は、PID電話ガイド2021などの公式文書から確認されました。他の公式文書でもこれが確認されています。


Bangladesh News/The Daily Star 20250923
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/july-uprising-hasinas-voice-matches-shoot-order-audio-3991691