[Financial Express]モスクワ、9月24日(AFP): ロシア政府は24日、ロシアは「張りの虎」だというドナルド・トランプ米大統領の主張を否定し、ウクライナへの軍事攻撃を続ける以外に選択肢はないと述べた。
この発言は、トランプ大統領がロシアからウクライナ全土を奪還できると発言した翌日に出されたもので、同大統領はロシアを「張り子の虎」であり経済が悪化していると表現し、3年半に及ぶウクライナ紛争に対する自身の立場を大きく転換させた。
「我々は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が設定した目標達成と自国の利益の確保のため、特別軍事作戦を継続している」と、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は水曜日、ウクライナ攻撃についてモスクワの用語を使って述べた。
「我々はこの国の現在と未来のために、そしてこれからの多くの世代のためにこれを行っている。だから、他に選択肢はないのだ」と、彼はロシアの新聞とのラジオインタビューで付け加えた。
同氏はまた、トランプ大統領の「張り子の虎」発言に反論したが、3年間の急成長の後に減速し、インフレも止まらない経済が逆風に直面していることを認めた。
ペスコフ氏は「ロシアはマクロ経済の安定を維持している」と述べ、「確かにロシアは経済のさまざまな分野で緊張と問題を経験している」と付け加えた。
クレムリンはまた、モスクワとワシントンの関係強化に向けた幅広い取り組みについても悲観的な評価を示した。
ペスコフ氏は、トランプ大統領が1月にホワイトハウスに復帰して始まった関係改善は「ほぼゼロ」の成果しか生んでいないと述べた。
同氏は関係修復に向けた取り組みについて「この動きは鈍い、非常に鈍い」と語った。
モスクワは米国との交渉をウクライナ紛争だけにとどまらず広範なものと位置づけ、両核保有国間の経済・外交協力の可能性を促進しようとしている。
Bangladesh News/Financial Express 20250925
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/no-alternative-to-continuing-ukraine-offensive-russia-1758729460/?date=25-09-2025
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