[Financial Express]カトマンズ、9月26日(AFP):ネパールで過去数十年で最悪の騒乱が発生して以降、スシラ・カルキ暫定首相は内閣を組織し、秩序を回復し、6か月以内の選挙の準備を進めている。
73歳の元最高裁判所長官カルキ氏は、限られた権限と、特に汚職と説明責任に関する改革を求める世論の圧力とのバランスを取るという課題に直面している。
9月8日にソーシャルメディアの一時的な禁止、経済的困難、汚職をめぐって始まった若者主導の抗議活動は、致命的な弾圧を受けて急速に全国的な怒りに変わった。
2日間にわたる暴力行為により少なくとも73人が死亡し、国会議事堂や政府庁舎が放火され、最終的に前政権は倒れた。
その後すぐに議会は解散され、来年3月に選挙が行われる予定となっている。
これまでに7人の大臣を任命したカルキ大統領は、今後多くの課題に直面している。
暫定政府の主な任務は、2026年3月5日に信頼できる選挙を実施することだ。
選挙管理委員会の広報担当者ナラヤン・プラサド・バッタライ氏はAFPに対し、「困難は生じるかもしれない」と語ったが、「6カ月あれば十分だ」と主張した。
ネパールの既存政党に対する国民の根強い不信感と政治情勢の変化により、この課題は複雑化するだろう。
「2026年の選挙は大きな利害を伴うものであり、政治的暴力の脅威をもたらすだろう」と国際危機グループのアシシュ・プラダン氏は記した。
プラダン氏はAFPに対し、選挙日程がずれれば、人々は「再び街頭に繰り出す以外に選択肢がない」と感じるだろうと語った。汚職に対する若者の怒りが抗議活動を煽り、若者の苦難と支配層の富を対比させた動画が拡散した。
ネパールは、トランスペアレンシー・インターナショナルの腐敗認識指数で180カ国中107位にランクされている。
Bangladesh News/Financial Express 20250927
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/nepals-new-pm-faces-uphill-battle-after-deadly-unrest-1758906100/?date=27-09-2025
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