[The Daily Star]米国との関税戦争の真っただ中、インドは10月1日に欧州自由貿易連合(EFTA)圏の4カ国との自由貿易協定(FTA)を正式に発効させる。
インドのピユーシュ・ゴヤル商工相は昨日、これはインドにとって欧州連合諸国との初の貿易協定となると述べた。
インド連邦商工大臣のピユーシュ・ゴヤル氏は、UP国際見本市の閉会式で、昨年3月に締結されたEFTA諸国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)とのFTAが水曜日から発効すると述べた。
同氏は、先進国はインドとのFTA締結に熱心であり、インドはすでにUAE、オーストラリア、英国とFTAを締結していると述べた。
インドの外貨準備高は7000億ドルに達したと彼は指摘した。
インドは米国、EU、ニュージーランド、オマーン、ペルー、チリとも協議中であり、カタールとバーレーンも貿易協定に関心を示しているとゴヤル氏は述べ、ユーラシアとの委託条件は最終決定されたと付け加えた。
同大臣は、インドは2014年の「脆弱」な経済から現在では世界第4位の経済大国へと変貌を遂げ、今後2年間で5兆ドル規模の第3位の経済大国になると主張した。
同氏は、インフレ率は過去10年間で最低の2%である一方、現在の会計年度の第4四半期のGDP成長率は7.8%だったと述べた。
同氏はまた、インドの銀行部門は堅調であり、金利は低下していると強調した。
米国がインドからの製品に50%の輸入税を課し、インドのロシア産原油購入に25%を課したことで、関税をめぐる対立が勃発した。
両国は二国間貿易協定の交渉も行っているが、インドが農業と酪農部門の開放を拒否していることが協定実現への大きな障害となっている。
Bangladesh News/The Daily Star 20250930
https://www.thedailystar.net/business/news/india-launch-efta-trade-pact-oct-1-3998006
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