[Financial Express]ロンドン、9月30日(ロイター):石油輸出国機構(OPEC)によるさらなる増産予想と、イラクのクルディスタン地域からのトルコ経由の原油輸出再開で供給過剰に対する市場の期待が強まったことを受け、原油価格は火曜日に下落した。
火曜満期の11月限ブレント原油先物は、13時20分GMT時点で70セント(1%)下落し、1バレル67.27ドルとなった。
米ウエスト・テキサス・インターミディエイト原油は1バレル62.64ドルで取引され、81セント(1.3%)下落した。
この下落は月曜日の下落をさらに拡大するもので、ブレント原油とWTI原油はともに3%以上下落し、8月1日以来の大幅な日次下落となった。PVMのアナリスト、タマス・ヴァルガ氏は、イラクのクルディスタン地域からのトルコ経由の原油輸出再開を受けて価格が下落した後、OPEC筋がさらなる増産を示唆したことで売り圧力が強まったと述べた。
協議に詳しい3人の関係筋によると、日曜日に予定されている会合で、石油輸出国機構(OPEC)とロシアを含む同盟国は、少なくとも日量13万7000バレルのさらなる原油増産を承認する可能性が高いという。
ゴールドマン・サックスは火曜日、OPECが11月の原油生産割当量を日量14万バレル引き上げると予想していると発表した。
一方、イラク石油省は、暫定合意により行き詰まりが打破され、土曜日にイラク北部の半自治区クルディスタン地域からトルコへのパイプラインを通じて原油が2年半ぶりに流入したと発表した。
市場はここ数週間、主にウクライナのロシア製油所に対するドローン攻撃から生じる供給リスクと、供給過剰および需要低迷の予想とのバランスを取りながら、慎重な姿勢を維持している。
Bangladesh News/Financial Express 20251001
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-falls-as-opec-plan-adds-to-expectations-of-supply-surplus-1759256250/?date=01-10-2025
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