[Financial Express]ラバト、10月4日(AFP):モロッコの複数の都市で金曜日、公共医療と教育の改革を求める若者主導の抗議活動が7日連続で行われたと、AFPの記者と地元メディアが報じた。
主催者は未だ不明だが、オンラインを拠点とするグループ「ゲンZ 212」が呼びかけたこの抗議活動では、サウジ首相の辞任も求められた。
モロッコの首都ラバトでは、議会前に数十人が集まり、抗議活動参加者が掲げたプラカードには「私たちの声は黙らされない」と書かれていた。
AFP記者と地元メディアによると、他の集会はアガディール、カサブランカ、タンジールでも行われた。
デモ参加者らはまた、来年任期が終了するアジズ・アハンヌーシュ首相の辞任も要求した。
普段は安定しているこの国で起きている集会は、社会的不平等に対する怒りに駆られたもので、特に先月アガディール市の公立病院で妊婦8人が死亡したとの報道を受けて、その怒りは高まっている。
ゲンZ 212は9月中旬にオンラインメッセージングプラットフォーム「不和」上で設立された。その名前は1990年代後半から2010年代前半に生まれた人々と、モロッコの国番号「212」に由来している。
不和上で17万人近くのユーザーを抱えるこのグループのリーダーは誰なのかは不明だ。金曜日、グループは「完全に平和的であり、いかなる形態の暴力、暴動、公共財産および私有財産の破壊も拒否する」よう改めて訴えた。
ゲンZ 212はまた、水曜日に3人が死亡したことを受け、デモ参加者に対し「負傷者と死者への哀悼の意を表すため」に黒の服を着るよう呼びかけた。当局によると、3人はアガディール近郊の警察署への襲撃を試みたという。
AFPの記者とメディアの報道によると、暴力や破壊行為の事例はあったものの、木曜と金曜の抗議活動はおおむね平和的だったという。
20歳のヤセルさんは、ラバトで「汚職に反対し、教育と病院の改革を求めて」デモを行っていると語り、「高校で受けた教育のレベルが良くなかったため、大学で困難を経験している」と付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20251005
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/young-moroccans-protest-for-7th-day-in-a-row-1759592845/?date=05-10-2025
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