[Financial Express]ダマスカス、10月6日(AFP):シリアの地方委員会は暫定議会の議員を選出する投票を実施したが、その手続きは非民主的だと批判されており、新議員の3分の1は暫定指導者アハメド・シャラー氏によって直接任命される予定となっている。
この議会の設立により、シャラーの権力が強化されると予想されている。シャラーのイスラム主義勢力は、13年以上続いた内戦の末、昨年12月に長年統治していたバッシャール・アル・アサド大統領を打倒した連合を率いていた。
地元委員会のメンバーらは、シリア国立図書館(旧アサド国立図書館)で投票するために列を作り、選挙管理委員会は夕方、「投票は終了し、集計が行われている」と発表した。
ダマスカス選挙管理委員会のメンバーはAFPに対し、一部の初期結果が日曜夜に少しずつ発表される可能性があるものの、最終的な当選者リストは月曜まで発表されないと語った。
日曜日の選考には約6,000人が参加した。
同委員会によれば、30カ月の任期で再選可能なこの議会には1,500人以上の候補者が立候補しており、そのうち女性はわずか14%だという。
シャラア氏は210人の委員からなる同委員会に70人の代表者を任命する予定だ。
残りの3分の2は、シャラーが任命した選挙管理委員会によって任命された地方委員会によって選出される。
しかし、7月に宗派間の流血事件が発生したシリア南部のドゥルーズ派が多数を占めるスウェイダ県と、クルド人が支配する同国北東部は、ダマスカスの支配下にないため今のところこのプロセスから除外されており、32議席は空席のままとなる。
「私は当局を支持し、擁護する用意はあるが、これは本当の選挙ではない」と、ダマスカスのカフェで友人らと座っていた元公務員のルアイ・アルフィさん(77)は語った。
同氏はAFPに対し、「移行段階では必要だが、その後に直接選挙が行われることを望んでいる」と語った。
新政権は権力を握った後、シリアのお墨付き議会を解散した。
Bangladesh News/Financial Express 20251007
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/syria-selects-members-of-1st-post-assad-parliament-1759765047/?date=07-10-2025
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