[Financial Express]ジュネーブ、10月6日(AFP): 赤十字は月曜日、ガザ地区で捕らえられている人質をイスラエルの家族の元へ帰還させ、ガザ地区に救援物資を届ける用意があると発表した。
ハマス、イスラエル、米国の代表団は、ガザでのほぼ2年にわたる戦争を終わらせることを目指して、月曜日にエジプトで会談する予定である。
ハマスとイスラエルの双方は、イスラエルの刑務所に拘留されているパレスチナ人と引き換えに戦闘を終結させ、ガザ地区の人質を解放するというドナルド・トランプ米大統領の提案に前向きな反応を示した。
赤十字国際委員会のミルヤナ・スポルジャリッチ会長は「われわれのチームは、人質や拘束者を家族の元に帰還させるため、中立的な人道的仲介者として行動する用意がある」と述べた。
ICRCは、人道支援は「フル稼働」で再開され、ガザ地区のどこにいても人々に安全に届けられる必要があると主張した。
ジュネーブに拠点を置く人道支援団体は、2023年10月以降、人質148人と被拘束者1,931人の解放を支援したと発表した。また、遺体の返還も支援した。
こうした作戦は非常に複雑であり、綿密な兵站および安全保障計画が必要だと述べた。
イスラエルは、親パレスチナ活動家や援助物を運ぶ船団から、戦争で荒廃したガザ地区に残っていたスペイン人被拘禁者28人を月曜日に送還する予定であるとスペイン外相が明らかにした。この船団には週末に到着した21人がいた。
ホセ・マヌエル・アルバレス氏はカタルーニャ・ラジオに対し、「本日、イスラエルに拘束されたままのスペイン船団メンバー28名がイスラエルを出発する」と語った。
大臣はプライバシーを理由にこれ以上の詳細を明らかにすることを拒否したが、「我々は彼ら全員ができるだけ早くスペインに到着するよう取り組んでいる」と述べた。
「今日ではイスラエルの刑務所に収監されているスペイン人はいなくなるだろうと予測される」とアルバレス氏は語った。
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ氏を含む、さまざまな国籍の数十人の活動家も月曜日にイスラエルを出国する予定だった。
全員ではないにせよ大半の人々はギリシャへ飛行機で移動し、そこから母国行きの航空便に乗ることができるだろうと各国政府が日曜日に発表した。
イスラエルは日曜日にスペイン人被拘禁者49人のうちさらに21人を釈放した。
グローバル・スムード船団は、イスラエルの封鎖を破ってガザ地区に援助物資を届けることを目指していた。国連によれば、ガザ地区ではほぼ2年間にわたる壊滅的な紛争の後、飢きんが広がっているという。
国連は、この飢きんはイスラエルによる人道援助物資の輸送に対する「組織的な妨害」の結果であると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20251007
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/red-cross-ready-to-help-on-gaza-hostages-detainees-1759765002/?date=07-10-2025
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