カジファームズ、インドネシア企業と提携して近代的な小売業を展開

[The Daily Star]インドネシアの小売大手アルファマートは、バングラデシュに小型スーパーマーケットのチェーン店をオープンする予定だ。

家禽、衛星テレビ、冷凍食品を手掛ける地元グループ、カジファームズグループは、アルファマートの株主である日本の三菱商事と共同でこの事業に参画する。

カジ・ファームズ・グループのディレクター、カジ・ザヒン・ハサン氏は昨日デイリー・スター紙の取材に対し、この取り組みは国際基準と最先端の小売技術を地元市場にもたらすことを目的としていると語った。

同氏は、新事業の正式発表は本日行われると述べた。主要投資パートナーの一社であるアルファグループは、インドネシアとフィリピンで約27,000の小売店を運営している。

アルファマートグループはインドネシアで上場しており、その事業規模と包摂的な雇用への注力で広く知られています。アルファマートの従業員の約40%は女性です。

「アルファマートの店舗がバングラデシュの女性にとって魅力的な雇用も創出してくれることを期待しています」とハサン氏は付け加えた。

日本最大級の多角経営コングロマリットであり、このベンチャー企業の主要株主でもある三菱商事は、パートナーを結びつける上で重要な役割を果たした。

三菱はローソンやユニクロなど他の世界的な小売チェーンにも関与している。

同社は日本とインドネシアで17,000店以上のローソン店舗を運営している。

「2年前に三菱商事からアルファマートを紹介していただきました。インドネシアのアルファマートを訪問し、その組織のプロ意識の高さに感銘を受けました」とハサン氏は語った。

同氏はさらに、店舗レベルの在庫を高精度に管理し、販売を最適化するアルファマートの高度なITシステムが、合弁事業を立ち上げる決定の大きな要因だったと付け加えた。

「彼らのシステムにより、各店舗でどの製品がよく売れているかを正確に把握し、最小限の在庫で売上を最大化することができます」と彼は説明した。

同グループによると、プロジェクトの第一段階では5,000万ドルの外国投資が行われる予定で、第二段階ではさらに7,000万ドルを調達する予定だ。

この投資により、最新の小売技術がバングラデシュにもたらされるとともに、現地で生産される日用消費財(FMCG)の新たな流通チャネルも生まれることが期待される。

業界関係者によると、この事業は数千の新規雇用を創出し、バングラデシュの製造業者がより効率的に消費者にリーチするためのプラットフォームを提供するのに役立つだろうという。


Bangladesh News/The Daily Star 20251007
https://www.thedailystar.net/business/news/kazi-farms-teams-indonesian-company-modern-retailing-4003611