[Financial Express]東京、10月7日(AFP):日本の次期首相となる高市早苗氏は、与党連合を拡大して議会で過半数を獲得することを目指し、野党に接近したと、火曜日の報道が報じた。
自民党と長年のパートナーである公明党は、最近の選挙以来、衆議院と参議院で少数派となっており、法案を可決することが困難になっている。
保守派の高市氏(64)は土曜日に自民党総裁に就任し、来週には石破茂氏に代わって日本初の女性首相となる見込みだ。
読売新聞と毎日新聞の報道によると、高市氏は翌日、連立政権の拡大を視野に国民民主党の玉木雄一郎代表と会談した。
高市氏と玉木氏はこれまで、景気刺激策として積極的な財政支出や減税、外国人労働者に関する規制強化など、同様の政策を打ち出してきた。
高市氏はまた、正式に首相に就任する前に、既存の連立政権を拡大したいとも述べた。
彼女の任命は月曜日の株価を押し上げたが、大規模な支出は日本の財政をさらに悪化させ、インフレを加速させる可能性があるとの懸念から債券利回りは上昇した。
投資家の不安の兆候がないか注目されていた30年国債の入札は、結局、堅調な需要を集めた。
元財務大臣の鈴木俊一氏を自民党幹事長に任命したことは、新政権は市場を混乱させないという投資家へのシグナルとみられている。
自民党と公明党の連立政権は、1999年に連携して以来、ほぼ継続的に日本を統治してきた。
しかし、仏教系の公明党議員の多くは、靖国神社参拝など強硬な保守政策を推進してきた高市氏に対して不安を表明している。
公明党の斉藤鉄夫代表は土曜日に高市氏と会談後、記者団に対し、公明党員らも自民党の最近の政治資金スキャンダルを懸念していると語った。
「私は彼女に正直に、我が党の支持者から大きな懸念と懸念の声が上がっていると伝えました。それらを和らげなければ、連立政権は成り立ちません」と彼は述べた。
また、意味のある政策調整なしに連立政権の拡大を急ぐことへの警戒感も表明した。
「(高市氏は)国会での次期首相指名投票前に連立政権の拡大を希望しているが、連立政権を組むには理念だけでなく政策の統一も必要だ。決して容易なことではない」と同氏は述べた。
自民党と公明党の幹部らは火曜日に会合を開く予定だった。
Bangladesh News/Financial Express 20251008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japans-incoming-pm-plans-expanding-coalition-1759852016/?date=08-10-2025
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