[Financial Express]ガイバンダ、10月8日：ブラマプトラ川の浸食により、フルチャリ郡ラタンプール村では過去1か月間で20ビガもの耕作地が浸食され、また15軒の家屋も川に流され、住民は他人の家に避難せざるを得なくなった。
現場を訪れたフィナンシャルエクスプレスは、地元住民の一部が家屋や家具の移動の準備をしている一方、川岸沿いの残りの土地から木や作物を伐採している人々もいるのを確認した。
マディヤ・ラタンプール村の農家、アブドゥス・サッタールさん（70歳）は、ここ1ヶ月で耕作地の2ビガ（約25ヘクタール）が川に流されたと語った。「家々が危険にさらされています。このまま浸食が毎日続けば、村全体が水没してしまうでしょう。浸食を防ぐ対策は何一つ講じられていません。」
同じ村の農家、ジャマット・アリさん（35歳）は、稲作をしていた自分の土地の3ビガが1ヶ月で川に沈んでしまったと語った。「強い日差しと暑さに加え、川の浸食の恐れもあります。私たちは大きな危険にさらされています。」
村の主婦、ルパリ・ベグムさん（48歳）は、「川は私たちからすべてを奪ってしまいました。1ビガの土地を持っていたのですが、それも25日前に川に流れ込んでしまいました」と語った。バングラデシュ水資源開発庁（BWDB）のガイバンダ事務所に対し、災害防止策を講じるよう強く求めている地元住民は、浸食によって土地が奪われ続けていると訴えた。
同地区のBWDB執行技師ハフィズル・ハック氏は、ブラマプトラ川の水位変動時に浸食が発生すると述べた。また、この問題の恒久的な解決策を探るための研究プロジェクトが進行中であり、可能な限り速やかに作業を開始する予定だと述べた。
しかし、彼はさらに、現在ラタンプール村の浸食を防ぐための行動計画には予算が割り当てられていないと付け加えた。
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Bangladesh News/Financial Express 20251009
https://today.thefinancialexpress.com.bd/country/brahmaputra-erosion-engulfs-houses-cropland-in-gaibandha-1759942601/?date=09-10-2025
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