[Financial Express]ダバオ(フィリピン)、10月10日(AFP):金曜日、フィリピン南部沖でマグニチュード7.4の強力な地震が発生し、少なくとも2人が死亡、地域に津波警報が発令されたが、後に解除された。
米国地質調査所(USGS)によると、地震は午前9時43分(グリニッジ標準時午前1時43分)にミンダナオ島マナイ沖約20キロ(12マイル)で発生した。警察によると、震源地近くのマティ市では壁が崩壊し、1人が死亡した。
市の災害対策本部はAFPに対し、地震で地元男性1人が心臓発作を起こして死亡したと語った。
フィリピン当局は津波警報を発令し、最大3メートル(10フィート)の高さの波の危険があると考えられる東海岸の沿岸地域に避難を命じたが、観測された波の高さは32センチ(1フィート)にとどまり、その後警報は解除された。
太平洋津波警報センターも正午ごろ、フィリピン、パラオ、インドネシアに対する警報を解除し、「この地震による津波の危険はなくなった」と述べた。
マナイ北西部タグム市の地方当局者ウェス・カアシ氏はAFPに対し、市役所で行われた政府の行事は「人々がパニックに陥り、叫び声をあげ、逃げ惑った」ため大混乱に陥ったと語った。
カアシ氏はソーシャルメディアで拡散された動画を確認し、地震発生時に市の職員らが飾り付けをしていた金属製のクリスマスツリーを急いで降りているのを見たと述べた。
日本の津波から14年後、少女の遺体の身元が判明
日本で発見された遺体は、2011年の大地震と津波以来行方不明になっていた6歳の少女のものと確認されたと警察が金曜日に発表した。
警察庁によると、この災害で1万5900人が死亡し、2月末時点で2520人が行方不明となっている。地元警察の広報担当者はAFPに対し、2023年2月に宮城県北部で遺体の歯と顎の破片が発見されたと述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20251011
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/five-killed-as-powerful-quake-strikes-philippines-1760108352/?date=11-10-2025
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