[Financial Express]ロイター通信は、フランス政府の崩壊や米国の政府閉鎖が続くリスクの中、投資家が最近の市場急騰後に一息ついたため、10月8日までの週に世界の株式ファンドへの資金流入が3週間ぶりの低水準に落ち込んだと報じている。
LSEGリッパーのデータによれば、投資家が今週購入した世界の株式ファンドはわずか20億3000万ドルで、前週の週間純購入額約488億1000万ドルから約96%減少した。
欧州株式ファンドへの堅調な需要は直近の週に70億2000万ドルの純流入を記録し、米国およびアジアのファンドがそれぞれ45億2000万ドルと12億7000万ドルの流出となったにもかかわらず、世界の資金流入はプラスを維持した。
テクノロジー、工業、ヘルスケアの各セクターにはそれぞれ20億3,000万ドル、12億5,000万ドル、12億3,000万ドルの純流入があり、買い意欲が強かった。
対照的に、投資家は金融セクターのファンドを13億ドル純売却し、3週間続いた純購入の傾向に終止符を打った。
一方、世界の債券ファンドへの週間流入額は、この週に258億1000万ドルとほぼ5年ぶりの高水準に急増した。
短期債券ファンド、ユーロ建て債券ファンド、社債ファンドには、それぞれ約50億ドルの資金流入がありました。国債ファンドも12億1000万ドルの純購入となりました。
世界のマネー・マーケット・ファンドは、週間純投資額が644億5000万ドルとなり、8月6日以来の1週間の最高額となった。
商品の中では、投資家は金と貴金属の商品ファンドを13億4000万ドル買い占め、20週間中19週目の週次純購入を記録した。
新興市場では、投資家が債券ファンドに23億8000万ドルをつぎ込んだ。これは7月9日以来の1週間で最大の額だ。株式ファンドには、合計2万8423のファンドのデータによると、週間純投資額は約4億8400万ドルだった。
Bangladesh News/Financial Express 20251011
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-fund-inflows-ease-on-caution-over-us-shutdown-1760112610/?date=11-10-2025
関連