[Financial Express]ワシントン 10月16日 (ロイター) - 米国の航空業界団体のトップは、無給で働く航空管制官への圧力が高まっていることへの懸念を理由に、15日間の政府閉鎖の終了を求めた。
「今のようなことは止めなければならない。日が経つごとにプレッシャーが高まり、リスクも高まるからだ」と、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空を代表する大手業界団体エアラインズ・フォー・アメリカのクリス・スヌヌ最高経営責任者(CEO)はインタビューで語った。
「航空管制官たちは、財政的なプレッシャーを感じている状況にますます近づいている」
航空業界団体は、政府閉鎖の長期化が及ぼす潜在的な影響について懸念を強めている。閉鎖開始以来、管制官の病欠が相次ぎ、数千件もの遅延が発生しているからだ。航空操縦士協会と全米航空管制官協会は、閉鎖の早期終了を求めている。
1万3000人以上の航空管制官と5万人の運輸保安局職員はここ数日で給与の一部を受け取っているが、対立が解決されなければ今月下旬も給与は支払われない。
ニューハンプシャー州元知事のスヌヌ氏は、事態は悪化する可能性があると述べた。
「おそらく今から1週間半後、最初の給料がゼロになった時に、本当に影響が出ると思います」とスヌヌ氏は語った。「ほとんどの人は2週間くらいなら耐えられますが、3週間も経つと、システムに大きな負担がかかります。」
スヌヌ知事は政府機関の再開に向けた継続的な決議を望んでいるが、民主党が求めている医療保険制度に関する議論の必要性も認めた。
「政治のことは気にしません。ただ、システムの回復力を確保する最も簡単な方法を知りたいだけです」とスヌヌ氏は述べた。「もし何らかの理由でシステムが急停止したら、その影響は世界規模で感じられるでしょう。…私たちがそうなる前に、彼らがそれに気付いてくれることを願っています。」
Bangladesh News/Financial Express 20251017
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/us-airline-group-urges-end-to-government-shutdown-citing-aviation-risks-1760632047/?date=17-10-2025
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