米国は日本にロシアのエネルギー購入停止を求めている

[Financial Express]ワシントン、10月16日(AFP):ドナルド・トランプ大統領がインドがモスクワからの原油購入を停止すると発表した数時間後、スコット・ベセント米財務長官は水曜日、ワシントンは日本に対しロシアからのエネルギー輸入停止を望んでいると述べた。

ベセント氏はXで、訪米中の加藤勝信財務大臣とワシントンの「日本がロシアのエネルギー輸入を停止することを期待する」ことについて話し合ったと述べた。

日本は石油とガスを海外からの輸入に大きく依存している。最新の通関データによると、2023年にはロシア産液化天然ガス(LNG)の輸入に5,820億円(39億ドル)を費やした。

これは日本のLNG輸入量の8.9%に相当する。ワシントンの日本メディアは、加藤氏がベッセント氏の発言について詳細を語ることを拒否したと報じた。

加藤大臣は「他の大臣の発言については申し上げることは差し控えたい」と述べたと伝えられている。

同氏は「我々はG7諸国と連携し、ウクライナの公正な平和の実現に向け、できる限りのことをする決意だ」と述べた。

トランプ大統領は水曜日、インドのナレンドラ・モディ首相がロシア産原油の購入を停止すると約束したと述べていた。

「ご存じの通り、すぐにはできません。少し時間がかかりますが、すぐに終わるでしょう」とトランプ氏は記者団に語った。

モディ首相はこれまで、モスクワのウクライナ侵攻にもかかわらず、インドの歴史的なパートナーであるロシアから原油を購入することを擁護してきた。

トランプ大統領は8月にインドからの対米輸出に対する関税を50%に引き上げており、側近らはインドがウクライナにおけるロシアの戦争を煽っていると非難していた。

ベセント氏は、加藤氏と「日米貿易投資協定を通じて米国への日本の戦略的投資を動員する計画」についても協議したと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251017
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/us-wants-japan-to-stop-buying-russian-energy-1760633168/?date=17-10-2025