[Financial Express]ロイター通信はホワイトハウス当局者の話として、インドがロシア産原油輸入を半減させたと報じた。ただし、ドナルド・トランプ米政権がインド政府に購入削減を圧力をかけている中、インド筋は即時の削減を否定した。
ホワイトハウスは木曜日、ロイター通信に対し、ワシントンでのインド代表団との協議は「生産的」であり、精製業者らは既に輸入を50%削減したと語った。
しかし、インドの業界筋は金曜日、輸入削減の指示は出されていないと述べ、製油所は11月積みの貨物を予約済みで、中には12月着の貨物も含まれていると指摘した。クプラーのデータによると、インドのロシア産原油輸入量は今月、実際には約20%増加し、日量190万バレルとなる見込みだ。
トランプ大統領は水曜日、インドのナレンドラ・モディ首相がロシアからの原油購入をやめると約束したと主張したが、インド外務省は両首脳の間でそのような電話会談があったことは承知していないと述べた。
トランプ大統領は、ロシアの石油収入を抑制し、プーチン大統領にウクライナ和平交渉を迫る狙いがあり、ロシア産石油の購入を抑制するため、米国へのインド輸出に関税を課した。
原油先物は記事執筆時点で1%下落し、1バレル56.87ドルとなっている。
Bangladesh News/Financial Express 20251018
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/us-says-india-halves-russian-oil-imports-sources-deny-immediate-cuts-1760723812/?date=18-10-2025
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