[Financial Express]ロイター通信によると、ユーロ圏の国債利回りは金曜日、数カ月ぶりの安値から小幅上昇した。これは、ドナルド・トランプ米大統領が中国の習近平国家主席との会談が予定通り行われることを確認したことを受けて、ウォール街の先物が下げ幅を縮小したことが要因である。
取引時間の早い段階では、米国政府閉鎖、貿易摩擦の再燃、米国銀行部門の信用不安の新たな兆候に対する懸念が高まる中、投資家が安全資産を求めたことにより、ユーロ圏全体で利回りが低下したが、ドイツ国債は4週連続の上昇が続いている。
トランプ大統領は金曜日、中国からの製品に課す100%の関税案は持続不可能だと述べ、2週間以内に習近平国家主席と会談し、中国との関係は良好だと考えていると付け加えた。
米国の銀行株(ザイオンズ・バンコーポレーション、ジェフリーズ、ウエスタン・アライアンスなど)は、自動車会社2社の破綻の影響で銀行業界が揺らいでいるリスクについて投資家が不安を強めたため、木曜日に急落した。
欧州連合(EU)の指標金利であるドイツ国債10年物利回りは、取引序盤に6月25日以来の低水準となる2.523%を付けた後、2.57%で横ばいとなった。利回りは週明けまでに6ベーシスポイント低下し、4週連続の低下となる見込みだ。
イタリアの10年債利回りは、10カ月ぶりの低水準となる3.342%を記録した後、1.5ベーシスポイント上昇して3.37%となった。
Bangladesh News/Financial Express 20251018
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/euro-zone-yields-edge-up-as-risk-sentiment-steadies-1760724298/?date=18-10-2025
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