日本の合意は高市氏の首相就任への道を開く

日本の合意は高市氏の首相就任への道を開く
[Financial Express]東京、10月20日(AFP):日本の与党である自民党と与党は月曜日に連立協定に署名し、高市早苗氏が日本初の女性首相となる道を開いた。

日本維新の会(JIP)との土壇場での合意は、高市氏を5人目の首相に任命する人事について衆院が採決する予定のわずか前日に成立した。

彼女が勝利すれば、即日就任することになる。

高市氏は協定書に署名した際、JP共同代表の吉村洋文氏に対し、「日本経済をより強くし、日本を将来の世代に責任を持てる国に再構築するための取り組みに、皆さんと協力できることを大変楽しみにしています」と語った。

吉村氏は、両党が「日本を前進させたいという熱意は同じだ」と確信していると述べた。

与党自由民主党(自民党)右派の対中強硬派・伝統主義者と見られる高市氏(64)は今月、党首に就任した。

しかし、首相を目指す彼女の挑戦は、26年続いた自民党と公明党の連立政権の崩壊によって頓挫した。

公明党は、自民党が政党の裏金スキャンダルを受けて政党助成金の規制を厳格化できなかったと主張した。

また、高市首相がこれまで中国に対して厳しい発言をしてきたことや、戦犯を含む日本の戦没者を祀る東京の神社を定期的に参拝していることも、同首相を不安にさせている。

高市氏の任命までの時間は刻々と迫っていた。

ドナルド・トランプ米大統領は今月末、韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向かう途中、韓国を訪問する予定だ。

ワシントンと東京の貿易協定の詳細は未解決のままであり、トランプ大統領はまた、日本がロシアからのエネルギー輸入を停止し、防衛費を増額することを望んでいる。

自民党と新連立政権は、高市氏の任命に必要な衆議院の過半数にまだ2議席足りない。

しかし、第2回決選投票では他の候補者より多くの支持を得るだけで済むため、高市氏が勝利する可能性は依然として高い。

新たな連立政権の発表により、日経平均株価は3%以上上昇し、4万9000ポイントを超え、過去最高値を更新した。

みずほ証券のアナリスト、三浦豊氏は、投資家は高市総裁の「積極的な財政政策」への期待に勇気づけられていると語ったとブルームバーグが報じた。


Bangladesh News/Financial Express 20251021
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japan-deal-paves-way-for-takaichis-premiership-1760977985/?date=21-10-2025