[Financial Express]テヘラン、10月21日(ロイター):イランの最高指導者ハメネイ師は21日、ドナルド・トランプ米大統領による新たな協議の申し出を拒否し、米国がイランの核能力を破壊したとの同大統領の主張を否定した。
テヘランとワシントンは5回の間接的な核交渉を行ったが、その交渉は6月にイスラエルと米国がイランの核施設を爆撃した12日間の空爆で終了した。
国営メディアによると、ハメネイ師は「トランプ大統領は自分は取引のプロだと言っているが、もし取引に強制が伴い、その結果が事前に決まっているなら、それは取引ではなく、むしろ押し付けと脅迫だ」と述べた。
トランプ大統領は先週、イスラエルとパレスチナ自治政府組織ハマスの間でガザでの停戦が始まったことを受けて、米国がテヘランと「和平協定」を交渉できれば素晴らしいだろうとイスラエル議会で語った。
「米大統領はイランの核産業を爆撃し破壊したと誇らしげに主張している。よし、夢を見続けよう!」とハメネイ師は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20251022
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/khamenei-rejects-trump-offer-of-talks-1761069406/?date=22-10-2025
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