マレーシアでのASEAN首脳会議は人権に焦点を当てるべき

[Financial Express]マレーシアで開催される予定の地域首脳会議に参加する各国政府は、2025年12月に「選挙」を実施するというミャンマー軍事政権の計画を拒否すべきだと、ヒューマン・ライツ・ウォッチは代表団を派遣するすべての国に宛てた書簡で述べたとバングラデシュ連合ニュースが報じた。

東南アジア諸国連合(ASEAN)とASEANパートナー諸国の首脳会議が10月26日から28日までクアラルンプールで開催され、ミャンマー危機が議題に上がる。

ニューヨークに本部を置く人権団体は、ミャンマー軍事政権が民主化派勢力への弾圧を続け、恣意的な逮捕や拷問、不当な徴兵を実施し、民間人に対する軍事攻撃を強めていると述べた。

軍事政権は、当局が12月28日に開始予定の選挙を前に、取り締まりを強化している。

ASEAN加盟国とパートナー諸国は、ミャンマーの人権・人道危機、および2021年2月の軍事クーデター以来避難を余儀なくされた数百万人の人々の窮状に対処するための取り組みを強化すべきである。

「ミャンマー軍事政権は、国際基準に少しでも合致するような選挙を組織し、実施する意図も能力も示していない」とヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア地域アドボカシー・ディレクター、ジョン・シフトン氏は述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251025
https://today.thefinancialexpress.com.bd/metro-news/asean-summits-in-malaysia-should-focus-on-human-rights-1761329284/?date=25-10-2025