トランプ大統領はウクライナ問題で合意しない限りプーチン大統領と会談しないだろう

[Financial Express]ドーハ、10月26日(AFP):ドナルド・トランプ米大統領は26日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ戦争終結に向けた合意に真剣であることが明らかでない限り、同大統領との会談は予定しないと述べた。

「合意が成立するかどうかを確かめなければならない。時間を無駄にするつもりはない」とトランプ大統領はアジアに向かう途中、大統領専用機エアフォースワン内で記者団に語った。

「ウラジーミル・プーチン大統領とはこれまで常に良好な関係を築いてきたが、今回の件は非常に残念だ」と米国大統領は述べた。「中東和平が実現する前に、この件は解決すると思っていた」

米国は水曜日、ロシアの2大石油会社に制裁を課し、ウクライナ紛争をめぐるプーチン大統領との会談が「進展していない」と不満を述べた。

トランプ大統領は数カ月にわたり対ロシア制裁発動を控えてきたが、ブダペストでのプーチン大統領との新たな首脳会談の計画が決裂したことで我慢の限界がきた。

しかし、共和党の億万長者である同氏は、ロスネフチとルクオイルへの制裁が短期間で終わり、「戦争が解決する」ことを期待していると述べた。

プーチン大統領は制裁が「深刻」であると認めたが、ロシア経済に大きな打撃を与えるほどではないと主張した。

同氏はさらに、制裁は「回復が始まったばかりのロシアと米国の関係を強化するものではない」「非友好的な行為」だと付け加えた。

しかしロシアの指導者はトランプ大統領との対話に引き続き前向きだと述べた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米国の制裁を「侵略には応じないという強力かつ非常に必要なメッセージ」と呼んだ。

欧州連合は米国の措置と並行してロシアの石油・ガス部門に厳しい制裁を課した。


Bangladesh News/Financial Express 20251027
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-wont-hold-talks-with-putin-unless-ukraine-deal-likely-1761503054/?date=27-10-2025