IFIC銀行の元MD、誤解を招く債券プロモーションで5000万タカの罰金

[Financial Express]バングラデシュ証券取引委員会(BSEC)は、ゼロクーポン債の詐欺的な宣伝に関わったとして、IFIC銀行の元取締役に5000万タカの罰金を科した。

火曜日の委員会会議後に発表されたプレスリリースによると、額面150億タカ、発行額100億タカの「IFIC保証スリープール・タウンシップ・グリーン・ゼロクーポン債」に関連した証券法違反に対して罰金が科されたという。

規制当局は、IFIC銀行が債券の保証人を務め、IFICインベストメンツ社がアドバイザー兼アレンジャーを務めたと述べた。しかし、債券を発行したのは、IFIC銀行の元会長であり、解任されたシェイク・ハシナ首相の民間投資アドバイザーを務めていたサルマン・F・ラーマン氏と関係のある不動産会社、スリープール・タウンシップ社(STL)だった。

広告や宣伝コンテンツではIFIC銀行の名前が使用され、同銀行が発行者であるかのような誤った印象を与えていたとプレス声明には記されている。

委員会は、この虚偽の表示は投資家を誤解させ、証券法と投資家保護原則の中核規定に違反したと述べた。

これに先立ち、BSECは、債券の欺瞞的なマーケティングを通じて投資家を誤解させたとして、サルマン・F・ラーマン氏の株式市場への参加を永久に禁止していた。

同氏の息子で同銀行の元副会長アハメド・シャヤン・ファズルール・ラーマン氏と、BSECの元会長シブリ・ルバヤト・ウル・イスラム教授にも、同じ計画に関与したとして終身禁錮刑が科された。

同委員会はまた、サルマン・F・ラーマン氏に10億タカ、その息子シャヤン氏に5億タカの罰金を科した。

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Bangladesh News/Financial Express 20251105
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/ific-banks-ex-md-fined-tk-50m-for-misleading-bond-promotion-1762279952/?date=05-11-2025