元DMP長官、OCの「学生抗議の鎮圧」を称賛

元DMP長官、OCの「学生抗議の鎮圧」を称賛
[The Daily Star]昨年7月19日、首都ランプーラで警察の発砲により2人が死亡、2人が負傷した数日後、元ダッカ警視庁長官ハビブル・ラーマン氏が当時のランプーラ警察署長に対し、「学生の抗議活動を鎮圧した」として10万タカの報酬を支払ったと、警察官が昨日国際刑事裁判所第1裁判所に語った。

ハビブール氏を含む警察官5人に対する人道に対する罪の裁判で5人目の検察側証人として証言したゴラム・キブリア・カーン警部補は、元ダッカ首都圏警察本部長が昨年7月21日か22日に警察署を訪れた際に現金を手渡したと述べた。

当時ランプラ警察署に勤務していたキブリア氏は、7月18日に警察署の無線通信士を通じて、ハビブル大統領がデモ隊を解散させるために警官に中国製ライフル銃の発砲を命じたと聞いたと法廷で証言した。

同氏によると、7月19日午後2時15分頃、ランプラ警察署長マシウル・ラーマン氏とダッカ警視庁キルガオン地区副署長(ADC)ラシェドゥル・イスラム氏がバングラデシュ国境警備隊装甲兵員輸送車(APC)で駅に到着し、駅近くで抗議活動を行っていた学生や地元住民に発砲するよう警察に命じたという。

「発砲の結果、ナディームという男性が警察署に隣接するバナスリー・ジャメ・モスクの近くで殺害された。マヤ・イスラムという男性も殺害され、近くでムサ・カーンという少年が負傷した」とキブリア氏は法廷で述べた。

彼はさらに、インターネット接続が復旧した後、警察署近くの建設中の建物の縁からぶら下がっている男性を警察が射殺する様子を映した動画が拡散したと付け加えた。7月29日にラシェドゥル警視正が議長を務めた会議で、この映像が警察署で上映され、警察官らはSIタリクル・イスラム・ブイヤンとASIチャンチャル・チャンドラ・サルカルを射殺犯として特定した。

現在バダ警察署に配属されているキブリア氏は、被告席に現在拘留されている唯一の被告であるASIチャンチャル氏も確認した。

反対尋問において、チャンチャル氏の弁護士サルワール・ジャハン・ニッポン氏は、キブリア氏がビデオから被告を認識したという主張は憶測に基づくものであり、証人がそれを否定したと主張した。

逃亡中の被告4人の州弁護人であるアミール・ホサイン氏も証人尋問を行った。ホサイン氏とサルワール氏は共にキブリア氏が真実を語っていないと主張したが、証人もこれを否定した。

一方、国際刑事裁判所捜査局の司書補佐であるアブ・バッカー・シディク巡査も昨日証言した。

同氏は、事件の捜査官サイード・アブドゥル・ルーフ氏が、証拠として国連の図書館からビデオ、音声クリップ、国連報告書、新聞報道、その他の文書を収集したと述べた。

法廷は、この事件に関する次回の証言録取を11月10日に設定した。

一方、ICT-2は昨日、7月の暴動中にキャンパス近くで射殺されたベグム・ロケヤ大学の学生アブ・サイードさんの殺害をめぐる事件で、検察側証人が3度目の出廷を果たさなかったため、証言録取を再び延期した。

法廷は期限延長の請願を認め、次回の審理を11月10日に定めた。

弁護人のアジズール・ラーマン・ドゥル氏は法廷に対し、検察側は証人出廷のための時間を繰り返し求めたものの、法律で義務付けられているように請願書の写しを弁護側に提出しなかったと述べた。

「証人を召喚して容疑を立証するのは検察の義務だが、検察は3日連続で証人を法廷に出廷させることができなかった」と彼は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251105
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/ex-dmp-chief-rewarded-oc-crushing-student-protest-4027356