米国の関税による燃料費の高騰でイケアの利益は26%減の20億ドルに

[Financial Express]ロンドン 11月10日 (ロイター) - 世界中のイケア店舗に家具を供給しているスウェーデンのインターイケアは10日、米国の関税の影響でコストが上昇し、年間営業利益が26%減少したと発表した。

IKEAブランドの所有者は、8月31日終了の会計年度の営業利益が17億ユーロ(19億8000万ドル)で、前年の23億ユーロから減少し、一方、値下げの影響で収益は265億ユーロから263億ユーロに減少したと発表した。

インターイケアは声明で、米国の関税発表に伴う不確実性により、商品価格と物流コストが会計年度後半に上昇したと述べた。

低価格家具販売のイケアは引き続き値下げと顧客呼び戻しの取り組みを続けており、世界63市場のイケア店舗の総売上高は2年連続で減少し、446億ユーロ(520億1000万ドル)となった。

イケアは全体的に値下げを行っているが、米国の関税引き上げにより、欧州や中国の工場から輸入している一部の製品の米国での価格を引き上げざるを得なくなった。

IKEAに製品を納入しているリトアニアの家具メーカーSBAは先月、ノースカロライナ州に米国初の工場を開設し、BILLY本棚やKALLAX棚ユニットなどのIKEA製品を製造している。


Bangladesh News/Financial Express 20251111
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/ikea-profit-falls-26pc-to-2b-as-us-tariffs-fuel-costs-1762797098/?date=11-11-2025