旅行予約プラットフォームKlook、米国IPO申請で堅調な収益成長を明らかに

[Financial Express]ロイター通信によると、ソフトバンクが出資するオンライン旅行予約プラットフォームのクルックは、今週米国での新規株式公開の申請書類の中で、2024年の収益が24%以上増加すると報告し、投資家の需要が堅調であることを示した。

米国のIPO市場は関税による不安定さから回復した。株価上昇と金利引き下げにより新規株式公開に対する投資家の需要が高まったが、政府閉鎖の長期化により一部遅延が生じている。

クルックの提供は、今月初めに分子診断会社ビリオン・トゥ・ワンとアポロが支援するアエロメヒコ航空が開始したサービスに続くものだ。

香港を拠点とする同社は、2024年の売上高が前年の3億3,520万ドルに対し4億1,710万ドルになると報告した。

同社のIPO申請は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、消費者支出の急増により世界の観光産業が急成長を遂げている時期に行われた。

世界旅行ツーリズム協議会の5月の報告書によると、旅行部門の世界GDPへの貢献は2025年に11.7兆ドルに達し、世界GDPの10.3%に達すると予測されている。

「クルックには真の強みがあります。旅行における体験という側面は、航空券やホテルに比べてまだ浸透していません。モバイルファーストで、お得なチケットを重視する姿勢は、若い旅行者や衝動的な予約に適しており、アジア太平洋地域における供給密度は明らかな強みです」と、IPOX副社長のキャット・リュー氏は述べています。

しかし、劉氏は、体験カテゴリーには「利益率の低下、供給の分散化、テイクレート(購入率)の変動の激化」を指摘し、リスクもあると述べた。

2014年に設立されたクルックは、世界中のさまざまな場所でのツアー、アトラクション、交通機関、その他の旅行体験の予約を提供しています。


Bangladesh News/Financial Express 20251115
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/travel-booking-platform-klook-reveals-robust-revenue-growth-in-us-ipo-filing-1763142183/?date=15-11-2025