[The Daily Star]マレーシア駐在のバングラデシュ高等弁務官事務所はメディセラム社に対し正式な書簡を送り、10月31日に解雇された170名以上の移民労働者を復職させ、労働者の申し立てを徹底的に調査するよう求めた。
高等弁務官事務所は昨日、フェイスブックのページでこの声明を発表した。その2日前、オーストラリアに拠点を置く購買会社アンセル・リミテッドは、マレーシアの小規模セラミック成形品供給業者メディセラムとの関係を一時停止すると発表した。
メディセラムは10月31日、90人以上の移民の就労ビザが更新されないことに抗議したバングラデシュ人労働者177人を解雇した。
11月初旬、マレーシア当局はメディセラム社が労働者16人を空港に強制的に連れ出したとして、彼らを国外追放した。
帰国後、労働者らはダッカとクミラで人間の鎖を作り、強制送還に対する正義を求める書簡を外国人労働者福祉顧問のアシフ・ナズルル教授に提出した。
移住者はマレーシアへの移住に45万タカから60万タカを費やした。多くは不規則で低賃金で働き、就労許可証が更新されないままになっている者もいた。
高等弁務官事務所は、解雇通知を受け取った後、会社の会長と労働者に連絡を取り、問題の平和的解決に協力することを申し出たと述べた。双方と複数回にわたり協議を行った。
同社の経営再編に伴い、いくつかの積極的な措置により労働条件は改善されたが、いくつかの紛争は残ったままであった。
高等弁務官事務所の要請に応えて、メディセラム社は問題を早急に解決する意向を表明し、ストライキ中の労働者が職場に戻り、マレーシア入国管理局の許可が下りることを条件に、直ちに復職することに同意した。
Bangladesh News/The Daily Star 20251115
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/reinstate-170-workers-4035261
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