土壌水分と価格上昇でインド小麦栽培記録更新へ

[Financial Express]ムンバイ、11月19日(ロイター):インドの農家は、収益の増加と10月の時期外れの雨により土壌水分が改善され、天水栽培から穀物栽培への転換が促進されたことを受け、小麦の栽培面積を約5%拡大し、過去最高を記録する見込みだと業界関係者がロイター通信に語った。

作付け面積の増加により、世界第2位の小麦生産国であるインドは生産量を増やし、国内価格を下げ、ニューデリー政府が小麦粉の限定的な輸出を許可できるようになると期待されている。

「降雨量の増加により土壌水分が高まっていることを考えると、小麦の播種と生産はこれまでの最高記録をすべて上回ると予想される」と、農産物取引業者オラム・アグリ・インディアのニティン・グプタ上級副社長はロイター通信に語った。

インドの主要小麦生産地である北西部では10月に例年より161%多い降雨量に見舞われ、同月国内の49%の黒字に貢献した。

農業省のデータによると、11月14日時点で小麦の作付け面積は662万ヘクタールで、前年比17%増加した。 業界関係者11人の平均推定によると、2025/26年シーズンの作付け面積は昨年の記録的な3,416万ヘクタールから約5%増加すると予想されている。


Bangladesh News/Financial Express 20251120
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-set-for-record-wheat-planting-as-soil-moisture-and-prices-rise-1763568317/?date=20-11-2025