かつては活気に満ちていた鉄道病院は今や朽ち果てた建物となっている

かつては活気に満ちていた鉄道病院は今や朽ち果てた建物となっている
[The Daily Star]かつては何千人もの鉄道職員や従業員、その家族にとって重要な医療センターだったラルモニルハット鉄道病院は、何年も医療サービスを提供していない、空っぽで静かな建物と化している。

医師もおらず、機能する研究室もなく、屋外や屋内の施設も機能していないため、病院自体が「病に陥った」状態となり、鉄道業界は深刻な苦境に陥っている。

内科医師4名と外来診療医師2名のポストは認可されているものの、いずれも充足されていない。その結果、過去5年間、患者は入院しておらず、外来診療ユニットは1年以上閉鎖されている。

サイードプル鉄道病院の医師、パルタ・サラティ・ボニック医師は、ラルモニルハット地区の医療責任者として追加の任務を与えられた。しかし、彼は週に一度しか病院を訪れず、一日中公文書に署名している。

同氏は、「医師のポストは6つ承認されているが、いずれも空席だ。私は事務的な業務のみを担当している。上層部に繰り返し通知しており、早期に任命されることを期待している」と述べた。

病院のインフラは現在、放置され、老朽化が進んでいる。手術室は何年も使われておらず、検査機器も機能していない。

ラボの担当者であるパラブ・バッタチャルヤ氏によると、この施設は開設後数年間しか機能していなかったという。「医師がいなくなったため、患者は来なくなりました。今ではラボは完全に閉鎖されています」と彼は語った。

看護師長のモフシナ・ベグムさんは、「ポストもスタッフも設備もあるのに、医師がいない。何もせずにただ過ごしている。患者に奉仕するのが私たちの使命なのに、本当に辛い」と語った。

鉄道職員たちは、この衰退が生活に深刻な影響を与えていると述べた。「30年前、この病院は活気に満ちていました」と鉄道職員のスラト・アリさんは語った。「今では、他の場所で治療を受けるしかありません。私たちのために建てられた病院自体が病んでしまったのです。」

もう一人の従業員、レザウル・イスラムさんは「以前はここで薬を買っていた。処方箋を書いてくれる医者がいなくなったので、それさえもできなくなってしまった」と語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20251122
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/once-vital-railway-hospital-now-decaying-building-4040496