ブータンとインターネット、医療に関する覚書を締結

ブータンとインターネット、医療に関する覚書を締結
[The Daily Star]バングラデシュとブータンは昨日、保健医療協力とインターネット接続に関する2つの覚書に署名し、また二国間自由貿易協定(FTA)に関する協議を正式に開始する計画を検討した。

ティンプーは「できるだけ早く」FTAに署名することを目指しており、ブータンがバングラデシュと自由貿易協定を締結する最初の国になることを期待していると、訪問中のブータンのツェリン・トブゲイ首相がムハマド・ユヌス首席顧問との会談で述べた。

トブゲイ氏は2日間の公式訪問のため昨日の朝に到着した。

両者は、FTAに関する協議を正式に開始する計画について協議した。バングラデシュとブータンは2020年に特恵貿易協定を締結している。

訪問中のブータン首相は、貿易と経済協力の深化の必要性を強調した。「繁栄するためには、共に繁栄しなければなりません」と彼は述べた。

首席顧問の報道部門の声明によると、両首脳は双方向の観光を促進するための共同作業部会を設立することでも合意した。

ブータンは主要な経済拠点であるゲレプ・マインドフルネス・シティを開発しており、ブータンの貨物の積み下ろしのためにナラヤンガンジにスペースを設けるなど、バングラデシュの協力を求めたとトブゲイ氏は述べた。

ユヌス外相は、ブータンはダッカの地域貿易・経済協力構想の重要な一部であると述べ、ブータンのコンテナをできるだけ早く通関するよう当局に指示したと付け加えた。

ユヌス首相はまた、ブータン国民に対し、北部ニルファマリ地区に建設中のベッド数1,000の病院と医科大学で医療サービスと医学教育を受けるよう呼びかけた。

正式な会談後、バングラデシュとブータンは、医療サービスに関するものと国際インターネット帯域幅の取引に関するものの2つの覚書に署名した。

インターネット帯域幅協定に基づき、ブータンはバングラデシュから帯域幅を輸入することになる。

ユヌス氏は、より多くのバングラデシュ人の医師や医療従事者がブータン、特にヒマラヤ王国で現在開発中の新経済都市ゲレフで働けるようになることに期待を表明した。

バングラデシュはまた、ブータン人学生向けにバングラデシュの医科大学への入学枠を増やし、BUETに指定席を設けると発表した。

両首脳はまた、インドが参加する電力取引促進のための三国間協定の可能性を含め、バングラデシュがブータンから水力発電を輸入する見通しについても協議した。


Bangladesh News/The Daily Star 20251123
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/mous-inked-bhutan-internet-healthcare-4041036