英国、乳飲料への砂糖税免除を廃止へ

[Financial Express]ロンドン、11月25日(ロイター):英国保健省は火曜日、「肥満の蔓延」を抑制する取り組みの一環として、ボトル入りのミルクシェイクやミルク入りコーヒーなど、包装済みの牛乳ベースの飲料に対する砂糖税免除を廃止すると発表した。

砂糖税はソフトドリンク産業課税(SDIL)としても知られ、スーパーマーケットで缶やカートンで販売されるような包装済みの飲料を対象としている。

この制度は、特に子供の肥満を減らすために、当時の保守党政権によって2016年に導入され、飲料メーカーにレシピ中の砂糖を減らす税制優遇措置を提供した。

保健局は、この免除は2028年1月に終了し、清涼飲料業界に2年間の配合変更期間を与えると述べた。

同省は、カフェやバー、レストランで提供される「オープンカップ」のミルクシェイクは課税対象外であり、無糖の牛乳や砂糖を加えていないその他の乳飲料も同様だとした。

しかし、政府は、SDILが適用される現在の下限値を、100ミリリットルあたり総糖分5gから100ミリリットルあたり総糖分4.5gに引き下げる予定だ。

また、砂糖が添加されたミルク代替品(植物性)飲料に対する免除も廃止される。

「政府は肥満の蔓延に対処することに引き続き尽力しており、肥満による健康や経済への影響に取り組む上で予防システムを優先することが重要だと考えている」と保健省は述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20251126
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/uk-to-end-sugar-tax-exemption-for-milk-based-drinks-1764085228/?date=26-11-2025