ダッカ近郊の多くの農家は、とりわけ冬季にダッカ市民へ野菜を多く提供していることが明らかになった。
今シーズンの好天気が、たくさんの収穫を助けた。
シャバール、ケラニガンジ、ダムライ、マニクガンジ、タンガイル、ナルシガンジ、ムルシガンジの野菜農家は、首都の冬野菜の需要の60~70%を満たしたと、トレーダーは述べている。
「ダッカ近県では今年の野菜は豊作だった。これらの地区の農家たちは、よりよい価格でダッカへ農産物をもたらしている」
Karwanバザール台所市場卸売業者協会のLokman・ホサイン事務総長は言う。
野菜を満載したおおよそ450台のトラックが、毎日Karwanバザール台所市場にやってくる。そのうち150~200台はダッカ近郊や近県から来るものだと彼は言った。
市内の台所市場への野菜供給が増加した主な理由は好天だ。Shyambazar Krishi Panya Aarot Banik Samityの会計係モハマドMohsinウッディンは言う。
「大量の野菜は道路や水路によってShyambazarにもたらされている」と彼は言った。
主にムルシガンジとケラニガンジから、野菜を満載した150台トラックと50隻のボートが毎日、卸売市場にやってくる。Mohsinは言う。
マニクガンジSingair郡の農家は、毎日単独でトラック20台分の野菜をダッカに供給すると、この地区の農家ベラル・ホサイン・Prottundarは言った。
彼は、主に大根、タマネギ、ジャガイモ、ピーマン、ニンジンなどの季節野菜を栽培している。
「マニクガンジの野菜生産は、好天のおかげで、昨年の生産量を超えると期待されている」
マニクガンジ農業普及局(DAE)のMD・Alimuzzaman次長は言う。
県内の農家は昨年度、21万トン以上の野菜を生産した。この地方では大きな自然災害がなかったので、今年の野菜生産はもっと増加するだろうと彼は述べた。
ナルシガンジの別の野菜生産の中心者は、これまでの良好な収量をあげていると、県DAEのSubhash・チャンダ・Gayen副所長は言う。
「この地区の農家は毎年1~2%ずつ生産を増やしている」彼らは主にナス、カリフラワー、キャベツ、トマト、豆、ユウガオ、ひょうたんを栽培していると彼は言う。
この県の野菜はダッカに供給されるだけではなく、さまざまな国へ輸出されていると彼は付け加えた。
Subhash副所長は、ナルシガンジは新しく工場ができて徐々に耕地を失っているが、県DAEは今年8800ヘクタールの土地に野菜を栽培することを目標にしていると言う。
ダッカのさまざまな郡の野菜生産は、2006年から5年間で11%上昇した。
バングラデシュ統計局によると、シャバール、ダムライ、ケラニガンジ、Doharを含むダッカ県の2010~2011年の通常の野菜生産は、23.4万トンで、2006~2007年の21万トンより上昇した。
しかし農民の利益は、安いレートでたくさんの農産物を買い、はるかに高い価格を付けてダッカで販売する仲買人に比べ、まだまだだ。
「私は今年、たくさんの野菜を収穫した。だが生産高に見合った公正な価格をもらっていない」
ナルシガンジShibpur郡のAnwara・ベグムは言う。
彼女は地方卸売市場でひょうたんを5~10Tkで売り、その後それらは40Tkで市内市場に転売された。
「栽培したものが不公正な価格で売られ、非常に落胆している」
彼女は電話でデイリースター紙に述べた。
ダッカ市内のスーパーは、農家と消費者両方に利益をもたらすため、直接農家から仕入れることができたと農家は言う。
農家と消費者に利益をもたらす農家から直接調達できた市内のスーパーマーケットでは、農民が言った。
「スーパーがマニクガンジやシャバール、ナルシガンジのような近くの農家からもっと買えば、野菜は新鮮で安くなる」とベラル・ホサインは述べた。
そのうえ野菜の巨大な供給もまた、ダッカ台所市場でそれらの価格を下げた。
今ミルプールの台所市場で、カリフラワー一片は10~15Tkで売られ、キャベツは12~20Tkだ。
Karwanバザール台所市場では、大根一キロ10~15Tk、ゴーヤ一キロ25~30Tkで売られている。
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