レバノン大統領はイスラエルとの戦争は望んでいないと発言

[Financial Express]ベイルート、12月5日(通信社):レバノンのジョゼフ・アウン大統領は金曜日、国連安全保障理事会代表団に対し、自国はイスラエルとの戦争を望んでいないと語った。これは両国の民間代表が数十年ぶりに会談した数日後のことだ。

2024年11月の停戦協定により、イスラエルとイランが支援する武装勢力との間の1年以上に及ぶ敵対行為が終結するはずだったが、イスラエルはレバノンへの攻撃を継続し、戦略的とみなすレバノン南部の5つの地域にも部隊を駐留させている。

大統領府の声明によると、アウン大統領は国連安全保障理事会の各国大使との会談で、「レバノン人は再び戦争を望んでいない。レバノン国民は十分に苦しんできたので、後戻りすることはない」と述べた。

アウン大統領は特使に対し、レバノン軍による非政府組織の武装解除に向けた取り組みへの支援を求めた。軍は、政府が承認した計画の第一段階を年末までに完了させる予定だ。

「レバノン軍は全力でその役割を果たすだろう…国際社会はそれを支持し、支援しなければならない。」

アウン大統領は「たとえ時間がかかっても、レバノン国民は軍事衝突に疲れているので、この決定を撤回することはできない」と述べた。

一方、イラン国営テレビは金曜日、海軍演習の2日目にオマーン海と戦略的なホルムズ海峡付近に大型ミサイルを発射したと報じた。

報道によれば、準軍事組織の革命防衛隊は木曜に始まった演習でイラン本土の奥地からミサイルを発射し、オマーン海とホルムズ海峡付近の隣接地域の標的を攻撃したという。

同省は、ミサイルを巡航ミサイル「カドル110」、「カドル380」、「ガディール」と特定し、射程は最大2,000キロ(1,250マイル)であるとした。また、衛兵は303と特定される弾道ミサイルも発射したとしているが、詳細は明らかにしていない。

テレビ映像にはミサイルが発射され、標的に命中する様子が映し出されていた。


Bangladesh News/Financial Express 20251206
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/lebanon-president-says-country-does-not-want-war-with-israel-1764948307/?date=06-12-2025