橋の遅延が長引く中、地元住民は川の救急車を要求

橋の遅延が長引く中、地元住民は川の救急車を要求
[The Daily Star]バゲルハットのパングチ川の対岸にあるモレルガンジとシャランコラの住民約40万人は、当局に対し、待望の橋の建設が完成するまで遠隔医療と河川救急サービスを提供するよう要請した。

サインボード・モレルガンジ・レイエンダ・シャランコラ道路に接続する橋を建設するプロジェクトは、2021年から2022年の間に承認されたが、まだ実施には至っていない。

橋が開通していないため本土から隔絶された住民は、緊急時にバゲルハットの地区病院やクルナ医科大学病院にたどり着くのに長年苦労してきました。モンスーン期には川の水位が上昇し、モレルガンジ郡保健センターへの移動さえ困難になります。

フェリーやボートが唯一の渡河手段であるため、重症患者を対岸の病院まで搬送するのが遅れることが多い。

「心臓疾患のある患者、妊婦、高齢者、あるいは緊急治療を必要とする患者にとって、遅延は命に関わる可能性があります。満潮時や深夜には船が運航を停止し、患者は取り残されてしまいます。地元の診療所のサービスは、彼らのニーズにほとんど応えられていません」と、シャランコラ郡コンタカタ在住のサンジブ・モリック氏は語った。

「遠隔医療と河川救急サービスは、夜間や災害時に取り残された患者の命を救うことができる」と地元住民のアラミン・ファラジさんは語った。

バゲルハット市の副公衆衛生局長、ムハンマド・ハビブール・ラーマン医師は、連絡を受けた際、「状況はよく分かります。地区の人口の半分以上が川の向こう側に住んでいます。すぐに橋を建設することは不可能ですが、河川救急サービスの立ち上げの可能性も含め、この問題に関してどのような対策を講じることができるか、必ず話し合います」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20251212
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/locals-demand-river-ambulance-bridge-delay-drags-4056496