[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は木曜日、連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針を左右する可能性のある米国のインフレ指標を前に投資家らが慎重姿勢を維持したことからドル高が重しとなり下落したが、銀は過去最高値近辺で推移した。
金現物価格は、12時10分(GMT)時点で0.4%下落し、1オンスあたり4,323.57ドルとなった。米国金先物も0.4%下落し、4,356.10ドルとなった。
ドル指数は水曜日に約1週間ぶりの高値を付けた後、小幅上昇し、ドル建て金塊は海外の買い手にとってより高価になった。
スポット銀は前日に過去最高の66.88ドルを記録した後、0.1%下落して1オンスあたり66.19ドルとなった。
UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「ドルの若干の上昇は(金と銀の)両方にとって逆風だ。一部の慎重な投資家は安全策をとり、(インフレ)発表に合わせてポジションを保有しないようにしている」と述べた。
しかし、この白金属は、産業需要の高まりと継続的な供給不足により、今年これまでに129パーセント上昇している。
ドナルド・トランプ米大統領は水曜日、次期FRB議長は「大幅に」低い金利を信じる人物になるだろうと述べた。トランプ大統領は来年初めに、現FRB議長のジェローム・パウエル氏の後任を発表する予定だ。
Bangladesh News/Financial Express 20251219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-down-on-firm-dollar-ahead-of-us-inflation-data-1766080420/?date=19-12-2025
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