七月革命は憲法の廃止ではなく、改正を求めた:最高裁判所長官

[Financial Express]最高裁判所長官サイード・レファト・アハメド博士は木曜日、7月革命は憲法を覆すことが目的ではなく、むしろ憲法に対する国の関与を新たにし強化することが目的であると述べた。

同氏は、最高裁判所控訴部の首席判事法廷で、検事総長のムハンマド・アサドゥッザマン氏と最高裁判所弁護士会会長のAMマハブ・ウディン・ココン氏から贈られた送別祝辞に応えて、この発言を行った。

この式典には、控訴裁判所と高等裁判所の両部の裁判官と上級弁護士が出席した。

12月27日に退任予定の最高裁判所長官は、現行憲法は歴史的限界があるにもかかわらず、司法の唯一の正当性の源泉であり続けると述べた。

同氏は、基本構造の原則は政治的に異論はあるものの、長年にわたり司法が憲法の逸脱を是正する指針となってきたと指摘した。

彼は、政治と憲法の再交渉が最終的に新たな社会契約、あるいは全く新しい憲法秩序につながる可能性があると指摘した。そのような状況では、司法は最大の試練に直面するだろう、つまり立憲主義の中核原則を失うことなく制度改革を導くことが求められるだろう、と彼は述べた。

最高裁判所長官によれば、急速に変化する国家において司法が重要性を維持できるかどうかは、ビジョン、知恵、そして勇気によって決まるという。

さらに司法府は、現在の憲法の完全性を守ると同時に、主権者である国民が選択する将来の枠組みに知的かつ制度的に備えるという二つの責任のバランスを慎重に取らなければならないと述べた。

同氏は今後のリスクを警告し、統治の不備や地政学的不安定性によって弱体化すれば、最も称賛された改革でさえも失敗するだろうと述べた。

しかし、司法が憲法上の道徳と法の支配に忠実であり続けるならば、今回の移行は不確実な時代ではなく、真の憲法復興の始まりとなる可能性があると彼は付け加えた。

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Bangladesh News/Financial Express 20251219
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/july-revolution-sought-constitutional-renewal-not-repeal-chief-justice-1766081167/?date=19-12-2025