トヨタ、トランプ大統領の不満を受けて米国製車を輸入へ

[Financial Express]東京、12月19日(AFP):日本の自動車大手トヨタは金曜日、ドナルド・トランプ大統領をなだめるための措置として、来年から米国で製造した3車種の国内市場への輸入を開始すると発表した。

米国大統領は、自国の製造業を振興し巨額の貿易赤字を削減するため、世界各国に痛みを伴う輸入関税を課した。

日本企業は毎年アメリカで何百万台もの自動車を販売しているが、アメリカ車は日本では珍しい。

「彼らは我々の車を盗まないが、我々は彼らの車を何百万台も盗んでいる!」とトランプ氏は4月に述べ、日本が同盟国を「貿易で非常にひどく」扱っていると非難した。

しかし、トヨタは金曜日、米国の人気車種3種、カムリセダン、ハイランダーSUV、タンドラピックアップトラックを来年から日本で販売すると発表した。

同社は声明で、この措置は「幅広い顧客の多様なニーズに応えるとともに、日米貿易関係の改善にも貢献する」ことを目的としていると述べた。

トヨタは米国で第2位の販売台数を誇る自動車メーカーで、昨年は230万台以上を販売した。

一方、米国の業界リーダーであるゼネラルモーターズは日本でシボレーをわずか587台、キャデラックを449台販売したのみで、フォードは10年近く前に市場から撤退した。


Bangladesh News/Financial Express 20251220
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/toyota-to-import-us-made-cars-after-trump-gripe-1766162985/?date=20-12-2025